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砂糖の摂取と若者の体重

砂糖入り飲料を飲んでも活発な若者は太らない?:世界の最新健康・栄養ニュース

ミズーリ大学の研究チームでは主に炭酸飲料から摂取している砂糖の量について調査をおこない、高果糖、高ブドウ糖の飲料を短期間に中程度摂取しても、体重が安定していて体をよく動かす青少年の体重にはほとんど影響しないということを発見した。

「砂糖入り飲料はこれまでに考えられてきたほど若者にとって不健康なものではなく、逆に子供たちを元気にさせるものです」とミズーリ大学栄養運動学部教授のジル・カナレイ博士は述べている。「身体活動は、砂糖入り飲料の大量摂取による悪影響に対して抑制的な効果があるのです。」

15~20歳の健康な男女40名に高ブドウ糖または高果糖の飲料を2週間毎日摂取させたところ、体重が安定しており、身体活動量の多い思春期男女では、コレステロール、トリグリセリド、血糖、肝臓インスリンリアランスに影響はみられなかったそうです。

結果を簡単にまとめると、「砂糖を多少過剰摂取しても、若いうちは活動的ならば影響はない」ということ。
若いうちは基礎代謝が高いことと、
摂取エネルギー量≦消費エネルギー量ならば太らないということが反映された当たり前の結果です。

ただ、それがどうして「砂糖入り飲料を飲むと元気になる」という解釈になってしまうのかが疑問。

あと引っかかるのは、
今回の調査が、糖分を「短期間に中程度」摂取させたものであるということ。
病気を引き起こすような習慣って、おそらく2週間どころじゃなく、年単位で続いているものだと思うのですが。
甘いものを好む習慣が青年期にできると、一生の嗜好に影響しそうですし。

介入研究だけでなく、疫学調査の結果を調べて比較してみたいです。