「バランスの良い食事」とは?(3)スマートミールを参考にしよう
前回に引き続き、「バランスの良い食事」について
別の基準をご紹介します。
スマートミールとは?
外食・中食・事業所給食向けに、栄養バランスのとれた食事の基準として
「スマートミール」が示されています。
この基準は、「日本人の食事摂取基準」を満たす内容になっています。
((1)で紹介したカロリーの比率にも当てはまる献立にする必要があります)
外食やお弁当の事業者に向けた基準ではありますが、
自分で献立を考える際にも応用できる部分もあると思い
今回ご紹介することにしました。
主食、主菜、副菜それぞれについて、
使われている食品の重さで基準が決められているので
カロリーや栄養素の量で考えるより分かりやすいと感じます。
カロリー(エネルギー)量によって、
450~650kcalの「ちゃんと」650~850kcalの「しっかり」の二つの基準があります。
ここでは、「しっかり」の基準をご紹介します。
スマートミール「しっかり」の基準
・主食(飯、めん類、パン)
飯の場合は,1食当たり170~220 g(目安)
・主菜(魚、肉、卵、大豆製品):90~150g(目安)
・副菜(野菜、きのこ、いも、海藻):140g以上
・食塩相当量:3.5g未満
この基準を見ると、
前回の(2)でご紹介した食事バランスガイドを
1食分に換算したような結果になっています。
(ごはん1膳200gぐらい、副菜1皿70gを2皿など)
他にも設定されている項目があるのですが、ここでは省略してしまったので
気になる方は以下のページをチェックしてみてください。
食事バランスについては予定していた内容は以上なのですが、
補足したいことが出てきたので次回お送りします。