砂糖の種類
スーパーに行くと、やたらいろいろな種類の砂糖が並んでいますが
何が違うんだっけ?と記憶がぼんやりしてしまいがちなので、ここにまとめてみます。
上白糖
いわゆるふつうの白いお砂糖
さとうきびを絞って濃縮した液から、ショ糖以外の不純物を沈殿させたり活性炭に吸着させたりして取り除く。最後に、糖の結晶と液体(糖蜜)を分けて完成。
糖の白さはショ糖そのものの色に由来する。色を抜いたり染めたりしているわけではない。
グラニュー糖
上白糖よりもショ糖の割合が高い砂糖
結晶が大きく、さらさらしている。
お菓子作りや紅茶に入れるのに向く。
三温糖
上白糖を作るときに残った糖蜜を加熱して結晶化させ、まだ結晶化していない糖を取り出したもの。
加熱した際に糖がカラメル化することで茶色くなる。未精製のため茶色くなっているわけではない。(それは次項の黒砂糖)
黒砂糖
糖の結晶と液体(糖蜜)を分けないで作った砂糖
精製度が低く、ミネラルが豊富。
(例えば、100gあたりカルシウムは240mg、鉄は4.7mg含まれている)
ただ、1日に黒砂糖を100g食べるなんて人はいないので
「たいして摂取できないから意味ない、白砂糖でいい」と考えるか、
「少しでも多くとりたいから黒砂糖を使おう」と考えるかは
個人の価値観によるかと。